オバマ大統領のネット選挙戦略はSNSだけでなくiPhoneに勝因があった(前編)

投稿日:2015年9月24日 更新日:

シリコンバレーでは2010年位から、
「Webマーケティング」という概念に加え、
「データサイエンス」や「ビッグデータ」という
マーケティング手法が誕生しています。

 

ビッグデータとSNSを活用して、
マーケティングの威力を世界中に知らしめた
アメリカ大統領選挙を見てみようと思います。

 

 

アメリカ大統領選挙は最先端マーケティングの宝庫

アメリカ大統領選挙はいつも最先端のマーケティング手法が使われ、
そして人間が影響をどう受けるのかを見ることができる非常に示唆に富むイベントです。

 

ご存知のように2012年の選挙は
再選を賭けた民主党オバマ大統領と共和党ロムニー氏との対決で、
オバマ大統領はピンチと言われながらも圧勝した選挙でした。

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勝因は様々言われていますが、
ビッグデータとSNSをオバマ陣営が
上手に活用したことが大きな要因だったと言われています。

 

2008年大統領選挙は「SNS選挙」と言われており、
2012年は「データ選挙」と言われています。

 

この「Web/SNS」から「データ」という流れは、政治だけではなくビジネスの世界と同じです。

 

2008年のアメリカ大統領選挙では、
Facebook,Twitter,HPを活用したのは日本では有名な話ですが、
iPhoneをオバマ陣営が活用したのはそんなにしられていません。

 

見込み客(有権者)へのリーチの方法として、
一方的に情報を垂れ流すテレビやバナー広告ではなく、
SNSとiPhoneを有権者にリーチする導線として活用しました。

 

そして、資金集めにはWebサイトとiPhoneアプリを経由してコツコツ集めました。

 

オバマ陣営の特徴は、「小口寄付をたくさんあつめる」ことを目標にしていました。

 

従来であれば、このような小口寄付は直接集めるには、
人手が膨大に必要となりコストが高く付くので、
大口の組織からの資金調達というのが普通でした。

 

これに対して、オバマ陣営のWebとアプリ作戦はトランザクション・コストが低く、
SNSで友人に口コミを広めるバイラルマーケティングを存分に活用しました。

 

小口寄付は寄付を集めることができるだけでなく、
寄付をした人はほぼ確実に投票してくれるというメリットもついてきます。

 

その結果、オバマ陣営は300万人以上から寄付を受け取ることに成功し、
民主党内での対立候補のヒラリー・クリントンに圧勝したのです。

 

後編に続きます

 

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